1963-03-05 第43回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
なお、昨年八月には、ソ連の墓参団が帰りました機会に、ソ連関係地域の戦没者の追悼式を挙行した、これが今までのおもな戦没者追悼の式典であると考えております。
なお、昨年八月には、ソ連の墓参団が帰りました機会に、ソ連関係地域の戦没者の追悼式を挙行した、これが今までのおもな戦没者追悼の式典であると考えております。
○岡元義人君 只今議題となりました在外同胞引揚問題に関する件につきまして、特にソ連関係地域でいわゆる反動分子と認められた者の引揚が著しく遅らされておること、及びこれに関連するいわゆる徳田要請の問題の審議の経過並びに結果について御報告申上げます。
第一項目から先ず言いますと、ソ連関係地域からの帰還について或る時期に特に共産主義教育に徹底した分子を集団帰還せしめた事実及び反動分子の帰還を遅延せしめた事実は、これを認めなければならん、とありますけれども、これは認められないと言わなければ事実に合しない。これはその外の問題にも皆関連しておると思います。
調査の結果 一、ソ連関係地域からの帰還については、帰還の実況がこれを証明し、又武地の状況に関する諸証言にも明かなる通り、某時期に特に所謂精鋭分子を集団帰還せしめた事実及び反動分子の帰還を遅延せしめた事実は、之を認めなければならぬ。
「調査の結果」のところで、一の二行目「ソ連関係地域からの帰還については、帰還の実況がこれを証明し、又現地の状況に関する諸証言にも明かなる通り、某時期に特に所謂共産主義教育の徹底したる精鋭分子を集団帰還せしめた事実及び所謂反動分子の帰還を遅延せしめた事実は、之を認めなければならぬ。」と……。
本年六月ソ連関係地域からの引揚が再開されまして以来、十月末までに約八万五千人の同胞を迎えたのでありますが、再開当初、引揚者の一部におきましては、多少の紛争を起しまして、世人の眉をひそめさせたこともございましたけれども、引揚者の秩序保持に関しましては世の要望に応えまして政令が公布実施されて以来、この種事故は跡を絶つたのでありますが、これら引揚者の心情を察しまするに、引揚後の生活に対する不安の念が殊に顯著
ソ連関係地域からの残留同胞の引揚につきましては、昨年二十一日ソ連大使館から約九万五千の人々を本年中に還送する旨の発言がなされたと聞いておりまするが、この発表は生存者の数等につきまして残留同胞の身の上を思う國民にひとしく大きな衝撃を與えたのであります。而してこの残留者の上を思う國民の心情が、本吉村隊事件、曉に祈る等の問題につきましても、世の耳目を集めしめることとなつたのであります。
昭和二十一年には約百八十二万三千、その内訳は、ソ連関係以外の地域が約百七十万三千でありまして、ソ連関係地域は約十二万であります。昭和三十二年につきましては、復員総数が約三十二万三千でありますが、その内訳はソ連関係以外の地域が九万一千、ソ連関係地域が二十三万一千でございます。
————————————— 本日の会議に付した事件 委員長辞任に関する件 ソ連関係地域よりの引揚再開問題に関する件 傷病者処遇に関する件 —————————————
閣下 從來の御厚志に対し深甚なる感謝の念を棒げつつ、國民大衆とともに切に懇願するところのものは、一日一刻も速やにソ連関係地域からの抑留者還送が再開せられ、かつ第四十四回対日理事会におけるシーボルト議長御主張の通りに、その速度を大幅増加し、われわれ同胞が続々内地に帰還せんことの一事であります。
ソ連関係地域よりの引揚促進懇請に関するマツクアーサー元帥宛書簡案 マツクアーサー元帥閣下 親しく占領政策の遂行に当られ、我が國の現在及び將來について日夜肝膽を碎かれつつある閣下に対し、私共衆議院及び参議院に議席を占むるもの一同は、心からなる感謝の意を表します。
吉川 久衛君 根本龍太郎君 高倉 定助君 出席國務大臣 厚 生 大 臣 竹田 儀一君 出席政府委員 大藏事務官 河野 一之君 復員事務官 荒尾 興功君 委員外の出席者 議 員 受田 新吉君 ————————————— 本日の会議に付した事件 末復員者給與法改正に関する件 ソ連関係地域
それにつきまして、具体的に申し上げますと、ソ連関係地域からは毎月確実に十五万人以上引揚げが行われるようにしたい。それから滿洲や北鮮、特の中共地区の残留者の情報を得るようにして、そうして急速な帰還をはかりたい。もう一つは外地裁判の公正迅速な実施と、内地服役が可能なように懇請の途をつけたい。もう一つは、服役者等特殊の環境にある者に至るまで保健の点に特に留意したい。
○天野委員長 それではその次に、ソ連の大使館へ参りまして、衆議院海外同胞引揚に関する特別委員会の委員長としての挨拶の趣旨は、 一、まずもつて、一九四六年十二月上旬ソ連関係地域から旧日本軍所属軍人その他一般邦人の内地還送が開始されて以來今日に至るまでの間に、約六十一万の同胞が無事内地に帰り得たことについて、貴大使館員各位を初め、邦人還送に携わられた貴國関係官の御努力、貴國政府の御好意に対し、衆議院海外同胞引揚
○天野委員長 それではその次にシーボルト氏に対し、ソ連の大使館へ行くために申出を許可してもらうという意味でお願いする件ですが、 ソ連大使館訪問に関する申出の件 一、ソ連関係地域残留同胞七十万をぜひとも本年中に内地に帰還せしめられるよう努力方を懇請するため、最近の機会にソ連大使館を訪門いたしたく考えておりますので、御了承をお願いします。
イ、ソ連関係地域からは毎月確実に十五万人程度以上引揚げが行われるよう懇請すること。 ロ、満洲、北鮮、特に中共地区の残留者の情報を得るようにし、かつ急速な帰還をはかること。 ハ、外地裁判の公正迅速な実施と内地服役が可能なように請願の途をつけること。 ニ、服役者等特殊の環境にある者に至るまで保健の点に特に留意すること。 2 受入の態勢を完全にする。
がなり、それに基いて逐次引揚げておりますことは、御承知の通りでありますが、これを増加する交渉は、遺憾ながら未だ妥結に至つておりません、本年八月末までに、シベリア地区より十二万三千四百三名の軍人、二千四百六十名の一般同胞が、また樺太地区よりは六千六百六十五名の軍人、十二万八千三百三十名の一般同胞、計二十六万八百五十八名が、それぞれ復員並びに引揚げて参りました、九月十日現在の外務省調査によりますれば、ソ連関係地域